依存について

こんにちは。

今日は依存について、考えてみたいと思います。

依存とは、自分以外の人や、他のものに頼ることを言います。
誰かに(物に)頼って生きようとしてしまうのが
特徴です。
「いぞん」という場合と、「いそん」という場合があります。

依存症とは、アルコールや薬物、ギャンブル、人間関係、買い物などが
やめられなくなってしまうものです。

もう1つ、共依存というものがあります。
人の世話をやき、相手のためにと、いろいろな事をしてあげようとします。
あまりにも世話をやきすぎ、相手の取るべき責任も、取り上げてしまう
ような場合です。

依存症の人のそばには、共依存の人がぴったりとくっついていることが多いのは
お互いの性質が、悪い意味で引き合うからだと思われます。

なぜ、依存症になってしまうのか。
何かにのめり込むことで、生きづらさや苦しさから逃れるため
という事が多いのです。

生まれ育った環境の問題が、1つの原因である場合があります。
子どもの頃、充分に愛情を与えられなかった場合や、ケンカの絶えない家庭だった人
安心した環境を得られなかった場合などは、依存しやすくなることがあります。

自分が愛されていないという気持ちや、見捨てられ不安などが蓄積されて、物事を
否定的にとらえる傾向が出てきてしまうのです。

それは、不安や怒り、自尊心の喪失などにつながり、自己喪失感が
ふくらんでしまうため、依存症になりやすいのです。

女性が社会で活躍するようになったとはいえ、女性が仕事を続けるには
たくさんのハードルがあります。
仕事をする中で、否定的な扱いを受け続けると、人は自尊心や
自己肯定感を失いやすくなってしまいます。
そうすると、ますます依存心が強くなってしまうことが多くなります。

自分を否定すると、気持ちが満たされず、その不満足な気持ちを
埋めるために、何かに依存し、満たそうとするのが依存症です。

では、どうすれば依存から回復へすすむことができるのでしょうか?
依存している間は、気持ちがアルコールや薬物、買い物などの対象に
とりつかれているために、自分を失くしている状態と言えます。

という事は、自分の心を取り戻す作業が必要です。
それには、自分の子ども時代の気持ちを、一度整理する作業が
必要になってきます。

悲しみや怒り、寂しさをしっかりと認めて、それを洗い流すのが
自分を取り戻すためには必要です。
これは、時にとても辛い作業でもあるため、急いでする必要はありません。
自分の心が軽くなるまで、焦らずしていけばだんだんと気持ちが楽になってくる
はずです。

自分は子どもの頃、どんなものを失ってしまったのか、どんな気持ちを抱えて生きてきたのか
などを、時間をかけて整理していくのです。

日頃、人のせいにしがちな人や、何か、思い通りにならないと人を責めてしまいがちな人も
依存心が強い傾向があるかもしれません。

でも、依存は悪い事ばかりではありません。
適度な依存心が、相互にあるのはむしろ健康的で、助け合うのには
大切なものだと言えます。

相手を思いやる心を持ちながら、自分の気持ちも大切にできるのが
健康的な関係をいえるのではないでしょうか。



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