気持ちの切りかえ

世の中には、気持ちの切り替えがうまい人と苦手な人がいます。
いろいろな事に敏感に反応する人は、気持ちをうまく切り替える事が
苦手な人が多いようです。

例えば、会社で意見の食い違いがある場合やいじめ、嫌がらせを受けた場合
または、人からとても傷つく言葉を聞いた時などに、心が回復するのに
時間がかかってしまう人がいるのです。

昨日言われたことを、次の日も考える(根に持つ)人はとても子供っぽく見られ
いつでも冷静沈着な態度の人は、大人だと思われがちです。
でも、次の日まで引きずるのは、幼稚だからとは一概には言えません。

それは、いろいろな事を考えてしまう繊細な性格の持ち主だから
たくさんの事を次から次へと考えてしまうという事かもしれません。
短時間に、たくさんの事を考えられるという事は、1つの能力とも
言えます。
根に持っているのではなく、一生懸命考えているとみる事も出来ます。

気持ちの切り替えが早い人が、繊細ではないという意味ではありません。
敏感な、繊細な人に限って言えば、そうだという意味です。

あまり深く考えず、怒ったり言いたいことを言って、すぐ忘れてしまう人などは
いつまでも、嫌な気持ちを引きずらない人が多いようです。
それはそれで、問題解決などの場面ではとても良いと思います。

仕事の場面においては、過去の事や嫌なことをいつまでも引きずらない方が
よしとされます。
「過去を引きずるのは、お前が悪い。」などと、責める人もいるのではないかと思います。

今の時代は、考え方やニーズが多様化していてとても複雑な問題が累積しています。
そんな中で、陰湿ないじめやモラハラ、パワハラ、セクハラが起きているといわれる
世の中です。
多くの問題が、気持ちの切り替えが苦手な人の責任だとは、一概には言えないのではないでしょうか。

もし、自分が気持ちの切り替えが苦手だなと思ったら、とりあえず恥の意識は
横に置いておいて、自分の気持ちを見つめてみるのも大切なのかなと思います。

自分がこだわっている事が、実はあまり意味のない事だと気づくかもしれません。
または、もっと他に考えるべきことを見逃していないか考えるのも
良いのではないかと思います。



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